母乳育児が、なぜ、大切なのか (2) [育児]
母乳育児が大切であることが、現代では、今ひとつ忘れられています。
なぜなら、粉ミルクの品質が非常にすぐれたものになってきているので、お母さんたちは、母乳であっても、粉ミルクであっても、違いがないと勘違いしているからです。
母乳育児が大切なことの二つ目は、現在の改良された粉ミルクで育児しても、母乳栄養児と同程度のビフィズス菌が検出されますが、大腸菌、腸球菌、バクテロイデスといった細菌がはびこってしまっているという状態になります。こうなると、赤ちゃんが病気にかかりやすくなっていることには何ら変わりはないのです。
(『腸内クリーニングの驚異』光岡知足著・祥伝社発行)
母乳栄養児の方が、人工栄養児より病気にかかりにくいということは、多くの小児科医が指摘していることで、母乳育児の大切なことがおわかりいただけたことと思います。
なぜなら、粉ミルクの品質が非常にすぐれたものになってきているので、お母さんたちは、母乳であっても、粉ミルクであっても、違いがないと勘違いしているからです。
母乳育児が大切なことの二つ目は、現在の改良された粉ミルクで育児しても、母乳栄養児と同程度のビフィズス菌が検出されますが、大腸菌、腸球菌、バクテロイデスといった細菌がはびこってしまっているという状態になります。こうなると、赤ちゃんが病気にかかりやすくなっていることには何ら変わりはないのです。
(『腸内クリーニングの驚異』光岡知足著・祥伝社発行)
母乳栄養児の方が、人工栄養児より病気にかかりにくいということは、多くの小児科医が指摘していることで、母乳育児の大切なことがおわかりいただけたことと思います。
母乳育児が、なぜ、大切なのか(1) [育児]
母乳育児が、なぜ、大切なのか?
言うまでもなく、母と子のきずなを育て、相手を思いやる心を育てることにつながり、赤ちゃんのすこやかな成長をうながすことができるからです。
脳科学的な観点から少し説明をさせていただきます。
赤ちゃんが母乳を吸うことによって、母親の本能に基づく母性、言い換えれば、遺伝子に組み込まれている「本能としての母性」が発現し、開花するからです。
母乳育児ではなく、粉ミルクをお湯に溶かして与えるのでは、母親の母性は、知識に基づく母性、言い換えれば、「知識としての母性」に過ぎないのです。
これは、赤ちゃんが母乳を吸うという刺激が乳頭から脊髄を通って、脳の視床下部に伝わり、プロラクチンとオキシトシンよいう二つのホルモンを母体内に放出させ、乳汁の産生・分泌が行われます。
同時に、母性を司っている内側視索前野伝わり、遺伝子に基づく「本能としての母性」を発現・維持させているのです。
ですから、粉ミルク育児の場合には、乳頭への刺激がありませんので、母親の知識がゆがんでいることなく真っ直ぐな善良な知識であることが必要になるのです。現実の社会は、母親に対するさまざまな誘惑に満ち満ちています。これに負けない母親としての強さも求められます。
遺伝子に基づく「本能としての母性」であれば、母親の思いは、己のいのちよりわが子を大切に思うもので、無条件の愛であり、慈悲に満ちたものです。
言うまでもなく、母と子のきずなを育て、相手を思いやる心を育てることにつながり、赤ちゃんのすこやかな成長をうながすことができるからです。
脳科学的な観点から少し説明をさせていただきます。
赤ちゃんが母乳を吸うことによって、母親の本能に基づく母性、言い換えれば、遺伝子に組み込まれている「本能としての母性」が発現し、開花するからです。
母乳育児ではなく、粉ミルクをお湯に溶かして与えるのでは、母親の母性は、知識に基づく母性、言い換えれば、「知識としての母性」に過ぎないのです。
これは、赤ちゃんが母乳を吸うという刺激が乳頭から脊髄を通って、脳の視床下部に伝わり、プロラクチンとオキシトシンよいう二つのホルモンを母体内に放出させ、乳汁の産生・分泌が行われます。
同時に、母性を司っている内側視索前野伝わり、遺伝子に基づく「本能としての母性」を発現・維持させているのです。
ですから、粉ミルク育児の場合には、乳頭への刺激がありませんので、母親の知識がゆがんでいることなく真っ直ぐな善良な知識であることが必要になるのです。現実の社会は、母親に対するさまざまな誘惑に満ち満ちています。これに負けない母親としての強さも求められます。
遺伝子に基づく「本能としての母性」であれば、母親の思いは、己のいのちよりわが子を大切に思うもので、無条件の愛であり、慈悲に満ちたものです。
赤ちゃんをアトピー性皮膚炎にしないコツ [育児]
赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になっている姿を、ときどき眼にします。とても可愛そうです。
多くは、人工栄養(粉ミルク栄養)で育っている赤ちゃんに多く見られます。
これは、粉ミルクが牛乳から造られており、粉ミルクには牛たんぱく質が含まれているからです。
牛たんぱく質が赤ちゃんの体内に飲み込まれると、体調がよくないときは、半消化状態で腸管から体内に吸収されます。すると、赤ちゃんの体内では、異物とみなされ抗原抗体反応が生じます。
これが、アトピーの原因(アレルギーの原因)になるのです。
母乳栄養であれば、母乳のたんぱく質は、ヒトたんぱく質でありますので、赤ちゃんの体内に吸収されても異物とみなされることは少ないからです。
WHOやユニセフなどが、母乳育児をすすめている根拠の一つです。
かといって、母乳育児をしていても、赤ちゃんがアトピーになっていることが沢山あります。
これは、お母さんが、赤ちゃんに良かれと思って、栄養のある牛乳を沢山飲み続けていたり、卵を毎日何個も食べ続けていることが背景にあります。
お母さんの体調が万全でなければ、消化が完全でないまま、母乳の中に牛乳や卵のたんぱく質の半消化状態のものが赤ちゃんの口に入ってしまうからです。
これが、一定限度を超えたとき、赤ちゃんはアトピー性疾患に罹ってしまいます。
ぜひ、母乳育児で赤ちゃんを育ててほしいものです。そして、お母さんは、卵や牛乳、豆腐などの大豆製品を
多量に食べ続けないようにしてほしいものです。
離乳食の開始は、ジュース類も含めて、生後満5か月を過ぎ、6ヶ月目に入ってからにしたいものです。
バナナやかんきつ類のジュース、イチゴなどのジュースでも、早期に赤ちゃんに与えると、アトピーの原因をつくることになりかねません。
お母さんは、授乳期間中は、異なったいろいろな食品を少しずつ摂取してください。
参照・離乳食開始の時期
多くは、人工栄養(粉ミルク栄養)で育っている赤ちゃんに多く見られます。
これは、粉ミルクが牛乳から造られており、粉ミルクには牛たんぱく質が含まれているからです。
牛たんぱく質が赤ちゃんの体内に飲み込まれると、体調がよくないときは、半消化状態で腸管から体内に吸収されます。すると、赤ちゃんの体内では、異物とみなされ抗原抗体反応が生じます。
これが、アトピーの原因(アレルギーの原因)になるのです。
母乳栄養であれば、母乳のたんぱく質は、ヒトたんぱく質でありますので、赤ちゃんの体内に吸収されても異物とみなされることは少ないからです。
WHOやユニセフなどが、母乳育児をすすめている根拠の一つです。
かといって、母乳育児をしていても、赤ちゃんがアトピーになっていることが沢山あります。
これは、お母さんが、赤ちゃんに良かれと思って、栄養のある牛乳を沢山飲み続けていたり、卵を毎日何個も食べ続けていることが背景にあります。
お母さんの体調が万全でなければ、消化が完全でないまま、母乳の中に牛乳や卵のたんぱく質の半消化状態のものが赤ちゃんの口に入ってしまうからです。
これが、一定限度を超えたとき、赤ちゃんはアトピー性疾患に罹ってしまいます。
ぜひ、母乳育児で赤ちゃんを育ててほしいものです。そして、お母さんは、卵や牛乳、豆腐などの大豆製品を
多量に食べ続けないようにしてほしいものです。
離乳食の開始は、ジュース類も含めて、生後満5か月を過ぎ、6ヶ月目に入ってからにしたいものです。
バナナやかんきつ類のジュース、イチゴなどのジュースでも、早期に赤ちゃんに与えると、アトピーの原因をつくることになりかねません。
お母さんは、授乳期間中は、異なったいろいろな食品を少しずつ摂取してください。
参照・離乳食開始の時期
タグ:離乳食
離乳食の開始 [育児]
離乳食の開始時期
離乳食の開始をいつからにするか?
赤ちゃんの胃腸の機能が整備されてからというのが答えです。
では、どうやって、胃腸の機能が整備されたかを見極めるのでしょうか。
育児書によれば、赤ちゃんが物欲しそうに口をもぐもぐしたら、離乳食与えても良いなどと書いたりしています。
保健所からもらう冊子、「母子健康手帳の副読本」には、目安として5か月頃からと書かれています。
これは、少し早いようです。
同じ副読本に、歯の生える時期として、下の前歯が7~8か月ごろからとされています。
個人差のあることですが、一般的には、早い赤ちゃんでも6か月ごろです。
とすれば、満5か月が過ぎて、6か月に入ってから離乳食の開始をするのが良いと思われます。
歯が生えはじめるというのは、胃腸の機能が整備されてきたことを示すものということができるからです。
粉ミルクは、離乳食の一つとして、6か月に入ってから与えることが良いのではないでしょうか。
胃腸の機能が整備されていない早い時期から、母乳以外のものを与えると、未消化のまま腸管から体内に吸収され、異物としてみなされ、アレルギー反応を引き起こす原因となります。
スープ状態のものも含めて、離乳食をあまり早期に与えることは、百害あって一利なしです。危険を覚悟すべきです。
離乳食の開始をいつからにするか?
赤ちゃんの胃腸の機能が整備されてからというのが答えです。
では、どうやって、胃腸の機能が整備されたかを見極めるのでしょうか。
育児書によれば、赤ちゃんが物欲しそうに口をもぐもぐしたら、離乳食与えても良いなどと書いたりしています。
保健所からもらう冊子、「母子健康手帳の副読本」には、目安として5か月頃からと書かれています。
これは、少し早いようです。
同じ副読本に、歯の生える時期として、下の前歯が7~8か月ごろからとされています。
個人差のあることですが、一般的には、早い赤ちゃんでも6か月ごろです。
とすれば、満5か月が過ぎて、6か月に入ってから離乳食の開始をするのが良いと思われます。
歯が生えはじめるというのは、胃腸の機能が整備されてきたことを示すものということができるからです。
粉ミルクは、離乳食の一つとして、6か月に入ってから与えることが良いのではないでしょうか。
胃腸の機能が整備されていない早い時期から、母乳以外のものを与えると、未消化のまま腸管から体内に吸収され、異物としてみなされ、アレルギー反応を引き起こす原因となります。
スープ状態のものも含めて、離乳食をあまり早期に与えることは、百害あって一利なしです。危険を覚悟すべきです。
タグ:離乳食
育児の短歌 [育児]
育児の短歌を思いつくままに
① 母親の とつき十日の 過ぎし日を 生まれし子らは たどり歩めり
② 日々が 新発見の 子どもたち 最年少の 探検家なり
③ ひとつこと 見る角度では 違うもの 良くも悪くも 心のままに
④ 幼子は 母の心に 宿りたる 乳を鑑に 思い育たん
⑤ よつきまで 抱きて通いし その道を 歩き初めたる 子が先に行く
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