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母乳育児が、なぜ、大切なのか(1) [育児]

 母乳育児が、なぜ、大切なのか?

 言うまでもなく、母と子のきずなを育て、相手を思いやる心を育てることにつながり、赤ちゃんのすこやかな成長をうながすことができるからです。

 脳科学的な観点から少し説明をさせていただきます。 

赤ちゃんが母乳を吸うことによって、母親の本能に基づく母性、言い換えれば、遺伝子に組み込まれている「本能としての母性」が発現し、開花するからです。
 母乳育児ではなく、粉ミルクをお湯に溶かして与えるのでは、母親の母性は、知識に基づく母性、言い換えれば、「知識としての母性」に過ぎないのです。

 これは、赤ちゃんが母乳を吸うという刺激が乳頭から脊髄を通って、脳の視床下部に伝わり、プロラクチンとオキシトシンよいう二つのホルモンを母体内に放出させ、乳汁の産生・分泌が行われます。
 同時に、母性を司っている内側視索前野伝わり、遺伝子に基づく「本能としての母性」を発現・維持させているのです。

 ですから、粉ミルク育児の場合には、乳頭への刺激がありませんので、母親の知識がゆがんでいることなく真っ直ぐな善良な知識であることが必要になるのです。現実の社会は、母親に対するさまざまな誘惑に満ち満ちています。これに負けない母親としての強さも求められます。

 遺伝子に基づく「本能としての母性」であれば、母親の思いは、己のいのちよりわが子を大切に思うもので、無条件の愛であり、慈悲に満ちたものです。
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