SSブログ

わが子虐待の原因は何か [妊娠・出産]

 7月14日厚生労働省の発表で、児童虐待の児童相談所への相談件数が42600件を超えたということでした。 
 わが子を虐待する母親の多くは、虐待をしていてはいけないと、いつも反省しています。
 虐待をしてはいけないと知っていても、つい、虐待をしてしまうのはなぜでしょうか。
 
 子どもの仕草を見たり、声を聞いたりした刺激は、一番最初に母親の脳の感情中枢に入ります。

 一般的には、感情に伴う行動をそのまま実行しようとするとき、多くの母親の脳の中では、行動抑制中枢である脳の「眼か前頭皮質」が、いま、感情のままに動いてはいけないという信号を発します。一瞬行動を抑制し、どのような対処をするのが適切か、瞬時に前頭葉が考えて適切な行動を指示します。この指示にしたがって手や足、口が動いて適切な言葉を発し適切な行動をとります。

 この脳の中の信号のやりとりに神経伝達物質セロトニンの働きが重要になります。
 セロトニンの生成水準は、ストレスを受け続けると低下してしまうことが分かっています。
 このセロトニン不足によって行動抑制が利かなくなり、瞬時に、感情のままにキレて、わが子を虐待をしてしまうのです。
 子どもの声や行動がストレスになって、セロトニン生成水準がさらに低下していきます。悪循環になります。

 セロトニンの生成水準を元のレベルまで引き上げるためには、少し負荷のかかったリズム運動を毎日20~30分間、100日以上継続することが良いとされています。太陽の光にあたることも必要のようです。
 無理なく継続のできるリズム運動を探してください。
 
 NHKのテレビで6月10日に「ためしてがってん」で放送された「スロージョギング」を20~30分続けるとよいと思います。放送に出ていた人の言葉の中に「夫婦喧嘩をしなくなりました」というのがありました。

 リズム運動は座禅、自転車こぎ、水泳、エアロビクスなどがあるようです。
 ウォーキングは、漫然と歩くのでなく、意識して、適度な負荷をかけた歩行をするようにしてください。 

 粉ミルク哺乳をしていて「知識に基づく母性」により育児をしている母親が多くなっていることも、児童虐待が増えている大きな原因です。 

 「本能としての母性」と「知識としての母性」も参考にしてください。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。