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陣痛促進剤の不適切使用の悲劇 [妊娠・出産]

 陣痛がきて、「微弱陣痛ですね」とか、「子宮口を柔らかくする薬です」などと、適当な理由で、陣痛促進剤が使用されていることがあります。
 
 最も問題となるのが、入院していて金曜日とか祝日の前日に、分娩そのものを誘発して、人工的に出産させてしまうことが多々行われています。社会的適応とか言われています。
 夜間や休日の医師、助産師、看護師の確保が難しいため、陣痛促進剤が投与されているのです。(これは、病院の都合であって、妊婦さんには説明されません)

 出産の時期は胎児が決めていることが、医学的に分かっているのです。

 胎児の予定した誕生のときと異なり、病院側の都合で早めに陣痛を引き起こされ、無理やり誕生させられてしまうことになり、タイミングが大幅に違えば、難産になってしまいます。

 陣痛促進剤を使った場合、カンシ分娩、吸引分娩になる割合が、自然分娩の2倍、「特別新生児保育器」に入れられる時間が4倍、呼吸器と吸入の困難を生じた数が2倍だったことが明らかにされています。
 いずれも難産の結果、生ずる問題です。
 
 難産になると、赤ちゃんの脳へ供給される血液中の酸素量が低下し、脳にダメージをうけることになります。
 陣痛促進剤の使用時期と量に大きな過ちがあると、死亡事故につながる場合もあります。
 死亡事故にまで至らなくても、さまざまな脳機能の障害を受けることがあります。成長して落ち着きがなく、動き回るなどというのも、脳障害の一つと言われています。

 できるだけ、自然な分娩を待つようにしたいものです。

 「お産選び」「安産について」の項も、ご覧ください。

 お気づきのことがあれば、メールをください。 uauaooo@kg8.so-net.ne.jp
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