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新生児室への収容はさびしく、悲しい [妊娠・出産]

 産後、赤ちゃんは母親から切り離され新生児室へ収容する産科病院が非常に多い。
 
 退院まで別室とか、出産後1日とか2日とか、別室制を採用してしるところ、夜間は退院まで別室制としているところなどがあるようです。
 いずれにしても、赤ちゃんにとっては、母親と離れることは、さびしく、悲しいことです。さらには、不安にもなり、恐怖を感ずることともなります。
 
 大きなストレスを受けるのです。このストレスが、赤ちゃんの脳の神経伝達物質の一つ、セロトニンの生成水準を低下させてしまうのです。
 
 そうすると、感情を抑えることが難しくなり、思春期に入ると感情が爆発して社会問題を引き起こしてしまうことにもなります。
 新生児室は、敗戦後の占領軍であったアメリカ軍の指導のもとにつくられたものです。
 そのアメリカでは、1983年に、米国産婦人科学会と米国小児科学会とが共同して産後の母子について「母子異室制を止めて、母子同室制にすること」とする勧告を出しているのです。

 日本では、このアメリカの動きには、何の反応も見せず、病院個々の判断にとどめており、相変わらず母子別室制が主流となっています。
 母子同室制は、出産当日から昼夜を問わず同室にすることが求められます。
 
 夜間、産婦の体力回復のために別室制にすることが行われていますが、これは、産婦の体力回復のうえからも間違いなのです。
 
 これから出産なさる方は、ぜひ、出産当日から、昼夜を問わずに母子同室にしてくれる産科施設を選んでください。

 参照・「セロトニン」を知っていますか
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